ドライブレコーダー「HDR-011H」を選んだ理由
さまざまなドライブレコーダーがあるなか、結局、ドライブレコーダー「HDR-011H」を買いました。
そのときの経緯です。
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画質はほどほどのドライブレコーダー
youtubeに動画をアップしたり、ドライブの様子をあとになって見たりする「楽しみ」のためにドライブレコーダーを利用するつもりはなく、万が一の事故のときに撮影できればいいと考えていました。
ただ、「万が一の事故」といっても、つぎのような2つのケースがあります。
1.相手の車のナンバーも鮮明に映っていないと意味がないケース
(例)前の車が急にバックしてきてぶつけられた。相手の車はそのまま逃走。
2.上記1ほど鮮明に映っていなくても大丈夫そうなケース
(例)「(人、車にかかわらず)飛び出し」「無理な右折車がいて事故」「急に車線変更してきて事故」
わたしは、上記1のようなナンバーまで鮮明に撮影しておかないといけない事故に巻き込まれる可能性は低いと判断。つまり、より起きる可能性が高い事故、つまり上記2の事故の様子さえ、撮影できればいいと考えたのです。
また、ドライブレコーダーの証拠能力はまだ不確かですし、年々ドライブレコーダーの性能が向上しているため、あまり高いものを買ってもすぐに陳腐化してしまうと考えました。つまり、ドライブレコーダーを買いなおすことも視野にいれていたので、高画質のドライブレコーダーは不要と考えたのです(高画質になればばるほどふつうはドライブレコーダーの価格もあがる)。
というわけで、画質が悪いのはNGですが、そこまで画質にはこだわりませんでした。
ドライブレコーダーの耐久性がキー
画質にあまりこだわりがないと、さまざまなドライブレコーダーが候補にあがります。
ただ、セレナに乗っていますが、つぎの3つの点からダッシュボードにしか設置できませんでした。
・フロントガラスに設置する場合の話です。セレナはフロントガラスが広いにもかかわらず、ワイパーが短いため、「ワイパーのふき取り範囲に設置」しようとすると(ふきとる範囲にドライブレコーダーを設置しないと雨の日、うまく撮影できなくなってしまう)、「フロントガラス上部20パーセント以内に設置しなければならない」という法律に違反してしまいます。違反して取り締まられるかどうかはわかりませんが、少なくとも車検のときにひっかかり、イチイチ、取り外すのは面倒(ドライブレコーダーはたいてい強力な粘着テープでフロントガラスに接着します)。
・ルームミラーに設置するタイプのドライブレコーダーは、レビューを見ていると「鏡が暗い」とありました。安全確認でよく後ろを確認しているので(覆面を常に意識しているというのもあります(笑))、ルームミラーが暗くなるのは避けたかった(そもそも万が一の事故のためにドライブレコーダーを設置するのに、ルームミラーが暗くなって事故の確率が増えれば意味がありません)。
・ドライブレコーダーをフロントガラスに張り付ける場合、法的にはルームミラーの後だと大丈夫とのことですが、わたしのセレナの場合、ルームミラーの後にすでに何か設置されていて(衝撃軽減ブレーキ用のカメラですかね)、設置できなかった
というわけで、ダッシュボードに設置するタイプのドライブレコーダーを探しましたが、2015年時点では2つしかありませんでした。
この2つのうち、わたしは「耐久性」があるものにしようと考えました。なぜなら、車内は過酷な環境のため(車の室温は0度から50度など電子機器にとっても過酷)、耐久性に問題があるドライブレコーダーだと頻繁に壊れて、買いなおしたり、修理する手間暇がかかると思ったのです。
いくら安価なドライブレコーダーでも買いなおせば高コストになりますし、たとえ無償で修理できたとしても修理依頼出す手間暇を「時給」に換算して考えるとかえって高くつくと判断したのです。
というわけでドライブレコーダー「HDR-011H」にしたわけです。